【3月29日】横浜版地域循環型経済推進プロジェクト報告会/明日をひらく「YOKOHAMA会議」最終回

昨年(令和4年)12月に確定した「横浜市中期計画2022~2025」では、市民みんなで共にめざす都市像として、「明日をひらく都市 OPEN × PIONEER 2040 YOKOHAMA」が掲げられました。これには「横浜に関わる、全ての人が前を向き、希望にみちあふれた毎日を送れる、世界のどこにもない都市を共につくる」という横浜市の強い決意が込められています。

一方で、その実現のためには、行政だけでなくこれを共に目指す仲間を市民や企業、学識研究者の皆様から募り、増やしていく必要があります。仲間とは、現在市民として横浜を支えてくださっている方々はもちろんのこと、横浜で学ぶ方、働く方、そして今後横浜市民となっていただく方、横浜で生まれる方など、横浜に関わる全ての方を指しています。

このような多様で多彩な仲間たちを増やし、より多くの市民が参画するオープンな対話と仲間たちとの先駆的な共創・協働によって「明日をひらく都市」を目指すため、横浜市、NPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボ、一般社団法人YOKOHAMAリビングラボサポートオフィス、Circular Yokohama(ハーチ株式会社)の4者は2月から3月にかけて「YOKOHAMA会議2023」を開催してきました(過去の実施イベントはこちら)。

また、この「YOKOHAMA会議」と連動する形で、Circular Yokohamaを運営するハーチ株式会社では、2022年12月から2023年3月にかけて、横浜版地域循環型経済推進プロジェクトを推進してきました。本プロジェクトでは、

・横浜版地域循環型経済」を具現化するプロジェクトとゾーン形成に向けた支援
・情報発信を通じた横浜版地域循環型経済の普及
・横浜版地域循環型経済によって達成される市民のウェルビーイングの可視化

の3つをテーマに、市内各地の循環経済プロジェクトの取材、情報発信のためのイベント、ワークショップ、ウェルビーイングの可視化に向けたリサーチ・対話など、様々な活動を展開してきました。そこで、今回は、同プロジェクトの報告会および明日を拓く「YOKOHAMA会議2023」の最終回を同時開催し、横浜の希望に満ち溢れた未来について参加者の皆様と一緒に考え、仲間を増やすためのイベントを開催します。

第一部(15:00-17:00)では、横浜版地域循環型経済推進プロジェクト報告会を開催します。前半は、横浜市東西南北それぞれのゾーンの特徴および地域循環経済プロジェクトのご紹介、情報発信イベント開催のご報告、一般社団法人スマートシティ・インスティテュート(SCI-Japan)が開発した市民の幸福感を高めるための日本独自のまちづくり指標「Liveable Well-Being City指標(以下、LWC指標)」を活用した横浜市民のウェルビーイングの可視化・向上に向けた取り組みの報告を実施します。後半は、ゲストの皆様とともに横浜らしいウェルビーイングをどのように実現していくか、パネルディスカッション形式で模索していきます。

第二部(17:00-19:00)では、明日をひらく「YOKOHAMA会議」最終回を開催します。実際に横浜市内各地で地域循環経済プロジェクトやリビングラボ活動などを展開されている方々が一同に会し、それぞれの取り組みを紹介するとともに、今後のさらなる共創に向けたフューチャーセッション、2023年4月以降の横浜市庁舎低層部の活用に向けたディスカッションを行います。

いずれのイベントも、横浜の未来をともに考え、仲間を増やしたい方であればどなたでも参加可能です。第一部のみ、第二部のみの参加も可能ですので、ぜひお気軽にご参加ください。

イベント概要

・企画名:横浜版地域循環型経済推進プロジェクト報告会/明日をひらく「YOKOHAMA会議」最終回
・日時:3月29日(水)15:00-20:00(5時間)
・参加人数:50名
・場所:横浜市役所 1階 スペースA・B
・アクセス:
 ・みなとみらい線「馬車道」駅下車、1C出入口直結
 ・JR「桜木町」駅下車、「新南口(市役所口、交通系ICカード専用改札)」から徒歩約3分
 ・市営地下鉄「桜木町」駅下車、「1口」から約200メートル、徒歩約3分
・参加費用:無料
・主催:ハーチ株式会社、一般社団法人YOKOHAMAリビングラボサポートオフィス、NPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボ
・共催:横浜市政策局(予定)

当日の流れ

第1部:15:00-17:00:横浜版地域循環型経済推進プロジェクト報告会
15:00-15:10 大澤幸生さん(東京大学大学院工学系研究科システム創成学専攻教授)
15:10-15:40 横浜版循環経済推進プロジェクトの報告会(30分)
プレゼンター:加藤佑(Circular Yokohama・ハーチ株式会社代表)
・ウェブサイトのご紹介
・イベント開催報告(横浜版地域循環経済推進セミナー・明日を拓く横浜セミナー)
・横浜版サーキュラーエコノミーゾーンとプロジェクトの紹介
・横浜版ウェルビーイングシナリオの紹介(LWC指標)
・ウェルビーイング指標・共創プラットフォーム・ふるさと納税・よこはま会議

15:40 – パネルトーク「横浜らしいウェルビーイングをどう実現する?」(50分)

登壇ゲスト
・南雲岳彦さん(一般社団法人スマートシティ・インスティテュート 専務理事)
・関口昌幸さん(横浜市政策局共創推進室共創推進課担当係長)
・前川 知英さん(株式会社トラストアーキテクチャ代表)
・加藤佑(Circular Yokohama・ハーチ株式会社代表) 他

16:30 – 質疑応答(20分)
16:50 – まとめ
17:00 – 終了

第2部:17:00-20 :00:明日をひらく「YOKOHAMA会議」最終回

17:00-18:00:横浜の協働・共創の50年を振り返る 関口昌幸
18:00-19:40:明日をひらく「YOKOHAMA会議」フューチャーセッション
19:40-19:50:まとめ
19:50-20:00:写真撮影

運営団体のご紹介

NPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボ

まちづくりと情報コミュニケーション技術(ICT)の利活用を推進するNPOとして2003年に設立。2004年にWebメディア「ヨコハマ経済新聞」を立ち上げ、1万数千本の記事を作成。2014年にクラウドファンディング&スキルマッチング機能を備えるWEBプラットフォーム「LOCAL GOOD YOKOHAMA」を立ち上げ、公益的活動に人・物・金・情報の結びつけを行っている。

団体URL:https://yokohamalab.jp/
LOCAL GOOD YOKOHAMA URL:http://yokohama.localgood.jp/

一般社団法人YOKOHAMAリビングラボサポートオフィス

横浜市内各地にあるリビングラボの活動支援・連携支援を目的として2018年5月に発足。環境や経済だけではなく「ひと」の視点を重視した横浜発のサーキュラーエコノミービジョン「サーキュラーエコノミーPlus」を掲げ、「ローカル・フォー・ローカル」「サステナブルデベロップメント」「ヘルスプロモーション」「パラレルキャリア」という4つの活動領域を中心に、公民連携によるオープンイノベーションを推進。

・団体URL:https://livinglabsupportoffice.yokohama/

Circular Yokohama(ハーチ株式会社)

Circular Yokohamaは、ハーチ株式会社が運営する、横浜市内における循環経済推進メディア・プラットフォーム。横浜市および市内の事業者や教育機関、NPOらと連携しながら、イベントやワークショップ、学習プログラムや展示・販売など様々な活動を通じて循環経済の普及・推進に取り組む。ハーチ株式会社は、世界のソーシャルグッドなアイデアマガジン「IDEAS FOR GOOD」、サーキュラーエコノミー専門メディア「Circular Economy Hub」などサステナビリティ領域における複数のデジタルメディア運営するほか、国内外の機関と連携しながら企業や自治体のサステナビリティ・循環経済への移行を支援している。

・団体URL:https://harch.jp/
・Circular Yokohama URL:https://circular.yokohama

イベントの参加申込

Peatixよりお願いいたします。

※本セミナーは、横浜市、ハーチ株式会社、NPO法人横浜コミュニティデザインラボ、一般社団法人YOKOHAMAリビングラボサポートオフィスの4者が2021年12月1日に締結した、「リビングラボを通じた循環型経済(サーキュラーエコノミー)を公民連携により推進する協定」にもとづく協働・共創事業として実施します。

【参考】横浜市記者発表資料:リビングラボを通じた循環型経済(サーキュラーエコノミー)を推進するための協定を締結~公民連携で循環型経済を推進し市民のウェルビーイングの向上を目指します~