【3月22日】横浜版地域循環経済セミナー Vol.3:西部編「花とマルシェと循環型のまちづくり」

本イベントは終了いたしました。ご参加・ご視聴いただいた皆様、誠にありがとうございました。アーカイブ動画は下記からご覧いただけます。

横浜版地域循環経済セミナーは、横浜各地のリビングラボが対話を重ねる中で生まれた横浜版地域経済循環ビジョン「サーキュラーエコノミーplus(※)」の実現に向けて、横浜市内各地で展開されているサーキュラーエコノミーの実践を学びつつ、今後の連携やさらなる発展の可能性、横浜が目指すべき未来の都市像を模索する全3回の特別連続セミナーです。

本セミナーでは、北部編・南部編・西部編の3回にわたり、それぞれ地域課題も特性も異なる横浜市内3つのエリアで地域に根ざした循環型の事業やプロジェクトを展開している実践者の方々をゲストに招き、各地域の持つポテンシャルについて参加者の皆さんと一緒に考えていきます。

第3回目のテーマは、横浜市北部編「花とマルシェと循環型のまちづくり」です。豊かな自然が残り、2027年には横浜市瀬谷区にて「横浜国際園芸博覧会」が予定されているなど、横浜市における今後のサーキュラーエコノミーの推進を考えるで欠かせないエリアが、横浜西部です。

今回は、横浜市瀬谷区で「花」を軸に養蜂やフラワーロスの活用など、地域の事業者や商店街、地域と連携しながら循環型のまちづくりを進めてきた神奈川県立瀬谷西高等学校 教諭 黒崎洋介さん、横浜市保土ヶ谷区・相鉄線星川駅で食品ロス削減・地産地消・共生社会をテーマとする「夕方マルシェ」を展開し、今年2月には横浜市泉区・相鉄いずみ野線「いずみ野」駅前に「夕方マルシェキッチン」をオープンした株式会社Woo-By.Styleの野村美由紀さんをゲストにお呼びし、同じく2月に相鉄線星川駅直結・星天qlay内にあるqlaytion galleryにて「YOKOHAMA CIRCULAR DESIGN MUSEUM(横浜サーキュラーデザインミュージアム)」をオープンし、様々な企業と連携しながらサーキュラーエコノミーに関する複数の実証実験を展開しているCircular Yokohama(ハーチ株式会社)の加藤佑とともに、花博、都市養蜂、地産地消、食品ロス削減、デジタル活用といった幅広いテーマで、横浜市西部におけるサーキュラーエコノミーのポテンシャルを模索していきます。

※「サーキュラーエコノミーplus」とは?:「サーキュラーエコノミーplus」は、資源や製品の循環だけではなく循環を通じた「ひと」のエンパワーメントにより、横浜が抱える環境・社会・経済課題を同時に解決し、横浜市民のウェルビーイング実現を目指す、新たな社会経済ビジョンです。SDGsの17の目標すべてを地域経済の中でバランス良く達成するために、横浜版リビングラボを運営する民間団体が集まり対話を重ねることで生み出されました。”plus” という言葉には、「Planet(環境)」と 「Profit(経済)」に「People(ひと)」の視点を「plus(加える)」するという意味を持っています。

イベント当日の流れ

17:40~ 開場
18:00~ 横浜版地域循環経済推進プロジェクトのご紹介(5分)
18:05~ 横浜市南部が持つ地域特性について(10分)
18:20~ 第一部:インスピレーショントーク(40分)
・瀬谷西高校の取り組み(黒崎洋介さん)
・夕方マルシェの取り組み(野村美由紀さん)
・星天qlayにおける循環型のまちづくり(加藤佑)

19:15~ 第二部:パネルトーク「横浜市西部における地域循環経済の可能性」(40分)
・パネラー:黒崎洋介さん(神奈川県立瀬谷西高等学校)
・パネラー:野村美由紀さん(株式会社Woo-By.Style)
・パネラー:加藤佑さん(Circular Yokohama/ハーチ株式会社)
・ファシリテーター:関口昌幸さん(横浜市政策局共創推進室共創推進課担当係長)

19:55:締め・写真撮影
20:00:交流会(現地参加の方のみ)
21:00:完全終了

イベントの概要

・日時:3月22日(水)18:00-21:00(17:40〜受付開始)
・開催形式:ハイブリッド(リアル開催+オンライン配信)
・現地会場:with GREEN PRINTING(株式会社大川印刷内)or オンライン
・現地参加の住所:横浜市西区高島2-14-12 ヨコハマジャスト2号館3F
・アクセス:JR、京急線、東急東横線、横浜市営地下鉄 横浜駅東口より徒歩約3分
・参加人数:現地(15名/先着順)・オンライン(無制限)
・アーカイブ配信:あり(後日Youtube URLを共有いたします)
・主催:ハーチ株式会社(Circular Yokohama)・NPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボ・一般社団法人YOKOHAMAリビングラボサポートオフィス

★視聴申込み:Peatixより

※現地参加者は、配信終了後、会場内でゲストも交えた懇親会にご参加いただけます。

こんな話が聞けます!

・横浜市西部・相鉄線沿線が持つサーキュラーエコノミー推進ゾーンとしての可能性
・都市養蜂・循環型農業・マルシェ・高架下商業施設を活用した循環型のまちづくり
・横浜国際園芸博覧会に向けたサーキュラーエコノミーの取り組み

こんな方におすすめ!

・横浜市内のサーキュラーエコノミー実践に興味をお持ちの方
・養蜂・循環型農業に興味をお持ちの方
・高架下のまちづくり、コミュニティ形成などに興味をお持ちの方
・横浜市西部・相鉄線沿線のポテンシャルについて一緒に考えたい方
・地域に根ざしたサーキュラーエコノミーの実践に興味がある方
・その他、興味がある方であればどなたでも

ゲスト紹介

黒崎洋介さん(神奈川県立瀬谷西高等学校)

1987年神奈川県生まれ。早稲田大学教育学部社会科卒業、早稲田大学大学院教職研究科修了。神奈川県立湘南台高校勤務を経て、2017年より現職。専門は、公民科と総合的な探究の時間における授業づくり。総務省主権者教育アドバイザー。総務省・文部科学省『私たちが拓く日本の未来(主権者教育副教材)』作成協力者。文部科学省『高等学校学習指導要領(平成30年告示)解説公民編』作成協力者。

【参考サイト】神奈川県立瀬谷西高等学校
【参考記事】SEYANISHI SDGs Projectについて

野村美由紀さん(株式会社Woo-By.Style 代表)

株式会社Woo-By.Style代表取締役。石井法務グループ理事。一般社団法人YOKOHAMAリビングラボサポートオフィス理事。家庭でも社会でも役割の多い女性に、情報・場と機会・コミュニティの提供を通じて現実的な働き方やキャリアアップなどのディーセントワーク実現に向けた支援を行っている。横浜市内各地で食品ロス削減・地産地消・共生社会をテーマとする「夕方マルシェ」を展開。

【参考サイト】株式会社Woo-By.Style
【参考サイト】夕方マルシェとは?
【参考記事】いずみ野駅北口前に「夕方マルシェキッチン」がオープン

加藤佑(Circular Yokohama・ハーチ株式会社代表)

2015年にハーチ株式会社を創業。2020年から横浜のサーキュラーエコノミー推進メディアプラットフォーム「Circular Yokohama」を運営。横浜市、横浜市内企業や教育機関、NPOなどと協働しながら、サーキュラーエコノミーをテーマとするイベント・ワークショップ・教育プログラムの企画・運営、サーキュラーデザイン展の企画・開催などを幅広く展開。ほか、社会をもっと良くするアイデアマガジン「IDEAS FOR GOOD」やサーキュラーエコノミー専門メディア「Circular Economy Hub」などの運営も手がける。

【参考サイト】Circular Yokohama
【参考記事】横浜発・循環を楽しむ移動式ミュージアム「YOKOHAMA CIRCULAR DESIGN MUSEUM」を星天qlayにて開催
【参考記事】市民参加型まちづくりの実現に向け実証実験を開始
【参考記事】横浜の地産地消弁当をリユース容器でテイクアウトする「YOKOHAMA CIRCULAR TAKEOUT」の実証実験を横浜・星天qlayで実施

ファシリーテーター:

関口昌幸さん(横浜市政策局共創推進室共創推進課担当係長)

2012年から横浜市政策局政策支援センターにて「市民参加型の課題解決の実現」「地域経済の活性化」のためにオープンデータ活用による地域課題解決イノベーションの仕組みづくりに従事。現在は同市政策局共創推進室にて、産官学民の共創による地域課題解決拠点、リビングラボを市内各地で展開。2019年、循環型まちづくりによる公民連携イノベーションモデルとして「サーキュラーエコノミーplus」ビジョンを策定。

with GREEN PRINTING とは?

横浜駅から徒歩3分。株式会社大川印刷が運営する「社会課題解決型動画スタジオ」。地域や社会の課題解決に関わる情報発信の場として2021年3月に誕生。使用電力は全量カーボンオフセット済で、CO2排出ゼロによる動画配信が可能。また、収録、配信、イベントに使用する印刷物も全て環境印刷に対応、スタジオ空間も廃材・リユースカーペットなどが活用されており、アップサイクル・サーキュラーエコノミーの概念が実装されている。スタジオには地域企業やNPO団体らのサステナブル・プロダクト展示もあり、サステナビリティをテーマとするイベントやセミナー、動画配信・収録、つながりの場として活用されている。

URL:https://withgreenprinting.com/

NPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボ

まちづくりと情報コミュニケーション技術(ICT)の利活用を推進するNPOとして2003年に設立。2004年にWebメディア「ヨコハマ経済新聞」を立ち上げ、1万数千本の記事を作成。2014年にクラウドファンディング&スキルマッチング機能を備えるWEBプラットフォーム「LOCAL GOOD YOKOHAMA」を立ち上げ、公益的活動に人・物・金・情報の結びつけを行っている。

団体URL:https://yokohamalab.jp/
LOCAL GOOD YOKOHAMA URL:http://yokohama.localgood.jp/

一般社団法人YOKOHAMAリビングラボサポートオフィス

横浜市内各地にあるリビングラボの活動支援・連携支援を目的として2018年5月に発足。環境や経済だけではなく「ひと」の視点を重視した横浜発のサーキュラーエコノミービジョン「サーキュラーエコノミーPlus」を掲げ、「ローカル・フォー・ローカル」「サステナブルデベロップメント」「ヘルスプロモーション」「パラレルキャリア」という4つの活動領域を中心に、公民連携によるオープンイノベーションを推進。

・団体URL:https://livinglabsupportoffice.yokohama/

Circular Yokohama(ハーチ株式会社)

Circular Yokohamaは、ハーチ株式会社が運営する、横浜市内における循環経済推進メディア・プラットフォーム。横浜市および市内の事業者や教育機関、NPOらと連携しながら、イベントやワークショップ、学習プログラムや展示・販売など様々な活動を通じて循環経済の普及・推進に取り組む。ハーチ株式会社は、世界のソーシャルグッドなアイデアマガジン「IDEAS FOR GOOD」、サーキュラーエコノミー専門メディア「Circular Economy Hub」などサステナビリティ領域における複数のデジタルメディア運営するほか、国内外の機関と連携しながら企業や自治体のサステナビリティ・循環経済への移行を支援している。

・団体URL:https://harch.jp/
・Circular Yokohama URL:https://circular.yokohama

イベントの参加申込

Peatixよりお願いいたします。

※本セミナーは、横浜市、ハーチ株式会社、NPO法人横浜コミュニティデザインラボ、一般社団法人YOKOHAMAリビングラボサポートオフィスの4者が2021年12月1日に締結した、「リビングラボを通じた循環型経済(サーキュラーエコノミー)を公民連携により推進する協定」にもとづく協働・共創事業として実施します。

【参考】横浜市記者発表資料:リビングラボを通じた循環型経済(サーキュラーエコノミー)を推進するための協定を締結~公民連携で循環型経済を推進し市民のウェルビーイングの向上を目指します~