【3月13日】「若者の主体的な意志と力で震災の教訓を次世代へつなぐ」 明日をひらく「YOKOHAMA会議2023」

本イベントは終了いたしました。ご参加・ご視聴いただいた皆様、誠にありがとうございました。アーカイブ動画は下記からご覧いただけます。

明日をひらく「YOKOHAMA会議2023」
「若者の主体的な意志と力で震災の教訓を次世代へつなぐ」

明日をひらく「YOKOHAMA会議2023」~持続可能な横浜を共に創る対話の2ヶ月間の一環として、3月13日(月)10時から「震災の教訓を次世代へつなぐ」を開催致します。

昨年(令和4年)12月に確定した「横浜市中期計画2022~2025」。この計画では、市民みんなで、共にめざす都市像として、「明日をひらく都市 OPEN × PIONEER 2040 YOKOHAMA」を掲げています。これには「横浜に関わる、全ての人が前を向き、希望にみちあふれた毎日を送れる、世界のどこにもない都市を共につくる」という横浜市の強い決意が込められています。

一方で、その実現のためには、行政だけでなく、これを共に目指す仲間を市民や企業、学識研究者の皆様から募り、増やして 行く必要があります。仲間とは、現在、市民として横浜を支えてくださっている方々は、もちろんのこと、横浜で学ぶ方、働く方、そして、今後横浜市民となっていただく方、横浜で生まれる方、です。

このような多様で多彩な仲間たちを増やし、より多くの市民が参画するオープンな対話と仲間たちとの先駆的な共創・協働によって「明日をひらく都市」を目指すため、私たちは「明日をひらくYOKOHAMA会議2023」を展開しています。

今回の「YOKOHAMA会議」では、横浜の未来の防災を担う若者、その支援者がつながり、震災の教訓から学んだこと、被災地支援など、多様な取組みを対話形式で共有しあい、次世代の防災意識を育む手法やツール等を生み出すきっかけづくりを目的として開催します。

出演者は「まもるノート」を作成し、地域の子ども達への防災教室等を実践してきた青葉区青少年地域活動拠点「あおばコミュニティ・テラス」を運営するNPO法人「まちと学校のみらい」の代表理事である竹原和泉さんをメインスピーカーに、先日、釜石市の高校生有志が中心となって東日本大震災の教訓を伝えようと防災活動に取り組む「夢団」のメンバーを横浜に招き、災害伝承や防災普及を考えるパネルディスカッションを企画実施した「よこはまユース」のスタッフが、市内の青少年の防災活動の取組について紹介します。

また、特別ゲストとして(一社)Smart Supply Visionの佐藤義郎さんと清水葉月さんをお招きし、被災地から横浜の子ども・若者たちに伝える「思い」について語って頂きます。

<開催概要>
「若者の主体的な意志と力で震災の教訓を次世代へつなぐ」 明日をひらく「YOKOHAMA会議2023」
・日時:3月13日(月) 10:00~12:00
・開催場所:青少年交流・活動支援スペース「さくらリビング」
・開催形式:現場での対話&オンライン配信
・配信URL:https://www.youtube.com/live/unWDDpNKas0
・参加費:無料

▽ゲスト
◎竹原和泉氏
「まもるノート」を作成し、地域の子ども達への防災教室等を実践してきた青葉区青少年地域活動拠点「あおばコミュニティ・テラス」を運営するNPO法人「まちと学校のみらい」の代表理事。東山田中学校コミュニティハウス館長を11年間務め、まちづくりの核であり、地域と学校をむすぶ「場」を運営するなど、サードプレイスの提供と中高生の社会参画、地域活動をコーディネートしている。国立大学法人東京学芸大学理事、中央教育審議会臨時委員、文部科学省コミュニティ・スクール推進員(CSマイスター)、独立行政法人国立青少年教育振興機構評価委員を歴任。
http://npofocas.org/
https://aobact.com/

◎佐藤敏郎氏
1963年、宮城県石巻市生まれ。元中学校教諭(国語・防災)。東日本大震災当時は、宮城県女川第一中学校(現在の女川中学校)に勤務。震災後は女川中学校、矢本第二中学校で防災を担当。震災で当時大川小学校6年の次女を亡くす。現在は、大川小での伝承活動の他に、全国で講演活動を行う。2016年矢本二中の卒業生と「16歳の語り部」(ポプラ社)を刊行、「平成29年度児童福祉文化賞推薦作品」を受賞。(一社)Smart Supply Vision理事、大川伝承の会共同代表、NPOカタリバアドバイザーの他、ラジオのパーソナリティーとしても活動。「小さな命の意味を考える会」代表。
https://smart-supply.org/

◎清水葉月氏
福島県浪江町出身。高校2年生の時に東日本大震災を経験。福島から避難し、横浜の大学で学ぶ。大学入学後は、被災地のために何かしたいと思い、福島の小中学生を横浜に招くサマースクールの運営に携わった。福島県飯舘村で農業再生に取り組む農家の見学・発表もした。教育の力なら、何とかできるのではないか。教職という立場から問題意識を投げ掛け、故郷の復興に前向きに活動する人を育てたい-。清水さんはそう夢見るようになった。卒業後は、宮城県女川町・石巻市で放課後の学習支援や子どもの声で運営する児童館職員など子ども支援の活動に5年間携わる。現在(一社)Smart Supply Visionにて、子ども若者の声を届ける”未来をつくる声を届けるプロジェクト”を行う。
https://smart-supply.org/

◎公益財団法人よこはまユース
2004年に社団法人横浜ボランティア協会と財団法人横浜市青少年科学普及協会が統合し、財団法人横浜市青少年育成協会として設立。2011年に公益財団法人として認可を受ける。「すべての青少年が周囲の人々から見守られ、人のつながりのなかで成長していくことができる社会を醸成するとともに、様々な体験を通じ青少年自らが学び育つ機会を提供することにより、未来を担う青少年の成長に寄与する」ことを目的としており、青少年施設を拠点とした青少年の体験事業や青少年育成活動支援のほか、自立支援をはじめとする青少年の社会的な課題への対応、放課後児童育成推進(放課後キッズクラブ)等に、地域や企業、関係機関・団体と協働・連携した取り組みを行っている。
https://yokohama-youth.jp/

<参考>
【ニュース】釜石「夢団」を横浜に 釜石の高校生と横浜の学生らが3月に交流企画 クラファンで支援を募集中(LOCAL GOOD YOKOHAMA)

<参考>
▽明日をひらく「YOKOHAMA会議2023」
横浜市中期計画の共にめざす都市像である「明日をひらく横浜」の実現を念頭において、市内各地で多様な官民の主体による対話(フォーラム、フューチャーセッション、ワークショップ等)の取組を2か月間に亘って展開します。それぞれの対話の場は出来る限り、オープンにし、より多くの市民に参加(含むオンライン)を呼びかけると共に、各対話の内容は動画等で記録し、広く市民に公開します。さらに「財政ビジョン」や「行政運営の基本方針」、「中期計画2022~2025」の内容を踏まえた「公民連携のあり方ビジョン」(仮称)や市庁舎低層部を拠点とした「よこはま共創コンソーシアム」(仮称)のあり方に反映します。
https://otagaihama.localgood.yokohama/topics/6823/

▽横浜版地域経済循環ビジョン「サーキュラーエコノミーplus」とは?
「サーキュラーエコノミーplus」は、資源や製品の循環だけではなく循環を通じた「ひと」のエンパワーメントにより、横浜が抱える環境・社会・経済課題を同時に解決し、横浜市民のウェルビーイング実現を目指す、新たな社会経済ビジョンです。SDGsの17の目標すべてを地域経済の中でバランス良く達成するために、横浜版リビングラボを運営する民間団体が集まり対話を重ねることで生み出されました。”plus” という言葉には、「Planet(環境)」と 「Profit(経済)」に「People(ひと)」の視点を「plus(加える)」するという意味を持っています。
https://circular.yokohama

※本セミナーは、横浜市、ハーチ株式会社、NPO法人横浜コミュニティデザインラボ、一般社団法人YOKOHAMAリビングラボサポートオフィスの4者が2021年12月1日に締結した、「リビングラボを通じた循環型経済(サーキュラーエコノミー)を公民連携により推進する協定」にもとづく協働・共創事業「おたがいハマセミナー」として「サーキュラーエコノミーplus」をキーワードとして実施します。
【参考】:横浜市記者発表資料:リビングラボを通じた循環型経済(サーキュラーエコノミー)を推進するための協定を締結~公民連携で循環型経済を推進し市民のウェルビーイングの向上を目指します~