【3月5日】インターナショナル・オープンデータデイ2023@横浜市役所 ~オープンデータとオープンイノベーションで子ども・若者の明日をひらく〜

明日をひらく「YOKOHAMA会議2023」
インターナショナル・オープンデータデイ2023@横浜市役所
~オープンデータとオープンイノベーションで子ども・若者の明日をひらく〜

3月5日(日)に横浜市役所18階で「インターナショナル・オープンデータデイ2023@横浜市役所」を開催します。オープンデータデイは、世界各国の都市で同日に開催されるオープンデータの祭典です。

横浜市は我が国で「オープンデータディ」が始まった初回から、毎回欠かすことなくこのイベントに参加しており、全国の自治体に先駆けて「オープンデータ推進指針」の策定や「オープンデータデスク」の設置など官民が連携することでオープンデータの取組を進めてきました。

このような取組が実を結び、横浜市では、2017年3月に議員提案によって全国で初めて「官民データ活用推進基本条例」が制定され、これまで横浜市が手探りで進めてきたオープンデータとデジタルテクノロジーを活用した社会課題の解決や経済活性化の取組に法的根拠が与えられました。また、この条例制定を受ける形で、2018年5月にはオープンデータを含めたデータ活用についての基本的な指針や施策、体制を定めた「横浜市官民データ活用推進計画」が策定されました。

市政の重要施策として、オープンデータを活用し、オープンイノベーションを推進する姿勢は、2021年9月に山中市長が誕生してから、ますます鮮明になっており、横浜市の財政、組織運営、政策の将来の方向性を定めた「財政ビジョン」、「行政運営の基本方針」、「中期計画2022~2025」においても、オープンデータの活用とオープンイノベーションの推進は、市政の運営に欠くべからざるものとして位置付けられています。

今年のインターナショナル・オープンデータデイでは、「オープンデータとオープンイノベーションで子ども・若者の明日をひらく」をテーマに開催し、「中期計画2022~2025」の基本戦略として掲げた「子育てしたいまち 次世代を共に育むまち ヨコハマ」をオープンデータの活用やDXを軸にした公民連携で、いかに展開していくかを民・学・産・官の多様な主体が対話し、交流連携するための機会とします。

<開催概要>
インターナショナル・オープンデータデイ2023@横浜市役所
~オープンデータとオープンイノベーションで子ども・若者の明日をひらく

・日時:3月5日(日) 13:00~17:50
・開催場所:横浜市役所18階 会議室
・開催形式:現地参加&オンライン配信
・参加費:無料(事前申込制)
・参加申込:peatixかメール(info@yokohamalab.jp)で申込む
https://peatix.com/event/3519303/
・配信URL:参加申込者に送付
・主催:NPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボ
・共催:横浜市立大学(若者の生きづらさを解消し高いウェルビーイングを実現するメタケアシティ共創拠点事業)、ハーチ株式会社、一般社団法人YOKOHAMAリビングラボサポートオフィス
・後援:横浜市

※関連企画として、3月4日(土)10時と13時から、弘明寺で開催される釜石と横浜の高校生、大学生たちによる防災啓発を目的としたイベントの配信をCode for Gumyoji との連携で実施します。
https://gumyoji.yokohama/ict/

※Code for YOKOHAMAは、3月4日(土)に「オープンデータの現在地、AIが拓く未来(IODD2023@横浜)」を開催します。
https://iodd2023-yokohama.peatix.com/

<プログラム> (敬称略)

オープニング
主催者挨拶・趣旨説明 (13:00〜13:05)
開会挨拶 横浜市関係者(13:05〜13:10)

第1部 保育・子育て分野におけるDXの推進とオープンイノベーション(13:15~14:15)
 「子育てしたいまち 次世代を共に育むまち ヨコハマ」を目指して保育・子育て分野のオープンイノベーションをいかに進めていくかを、市域における官民の先駆的な取組に基づいて、議論します。

①保育と子育て支援に関するオープンデータ&オープンイノベーションの事例紹介(13:15〜13:45)
・保育のアイデアソン、ハッカソンの取組紹介
  鈴木八朗(くらき永田保育園 園長)
持田 剛(スターソリューションズ)

②フリーディスカッション(13:45~14:00)

第2部 メタバースの可能性と課題についてのディスカッション(14:00~14:45)

①メタバースプロジェクトの紹介(14:00〜14:15)
金谷 建史(株式会社テンアップ代表取締役)
保田 浩文(株式会社HealthCareGate代表取締役)
中山 照章(ラジオMC「SHIBUYA Blockchain Records」@88.5MHz渋谷クロスFM)
遠藤貴也(東京都市大学学生)ほか

②フリーディスカッション(14:15〜14:45)
モデレーター:内田裕子(経済ジャーナリスト/イノベディア代表)

全体進行:Miwoo Kang(LOCAL GOODサポーター)

  ■休憩■(14:45~15:00)

第3部 ハイブリッドで実現する子ども・若者を孤立させない相談、居場所を考える(15:00~16:30)
 横浜市立大学が国立研究開発法人科学技術振興機構と共に「共創の場形成支援プログラム(COI-NEXT)」として進める、若者の生きづらさをメタバース空間の活用によって解消しようとする研究プロジェクトの取組を題材とし、生きづらさを抱える子ども・若者の相談・居場所機能をリアル&バーチャルで拡充することで、彼らを社会的に孤立させず、多様な人々とのつながりの中で、包括的支援をいかに進めていくかを議論します。

①産学官共創によるメタバースを活用した若者のこころの支援プロジェクト紹介(15:00〜15:30)
・COI-NEXTプロジェクト全体の概要説明(15:00〜15:15)
  宮﨑 智之(横浜市立大学医学部 准教授)
・オープンダイアログ(15:15〜15:30)

②生きづらさを抱える子ども・若者を支援する行政及び活動団体から(15:30〜16:00)
・富岡 克之・尾崎 万里奈・阿久津 強・山中 梓(公益財団法人よこはまユース)

・子ども・若者に関わるリビングラボから
都筑リビングラボ〜傾聴と対話から強みを発見〜
  小池 星多(東京都市大学 メディア情報学部 教授)(予定)
  鈴木 仁(横浜市ことぶき協働スペース)
つるみヤングケアラーラボ
  神道 映利(ひと∝まちリンクYokohama つるみ)

③フリーディスカッション(16:00〜16:15)

④総括コメント(16:15〜16:35)
  藤田 純一(横浜市立大学附属病院・児童精神科)
  鈴木太郎(横浜市会議員)

  ■休憩■(16:35~16:45) 

第4部 共創による政策形成のためのオープンデータ(16:45~18:15)
 市民に開かれた科学とデータ、そして市民との共創による政策形成のあり方について、横浜からどのように進めて行くかという観点から議論します。             

①シチズンサイエンスの展望(16:45〜17:00)
  髙瀨 堅吉(横浜市立大学医学部 客員教授)

②基調講演(17:00〜17:30)
  林 和弘(文部科学省 科学技術・学術政策研究所(NISTEP) データ解析政策研究室長)

③総括コメント(17:30〜17:50)
  大澤 幸生(東京大学 工学系研究科 教授)
  南雲岳彦(一般社団法人スマートシティ・インスティテュート専務理事 / 三菱UFJリサーチ&コンサルティング専務執行役員)

④フリーディスカッション(17:50〜18:15)

クロージング(18:15~18:30)
・おわりに 

登壇者プロフィール

◎鈴木八朗(くらき永田保育園園長)
(福)久良岐母子福祉会 常務理事、くらき永田保育園園長、社会福祉士・こども環境管理士、YouTubeチャンネル『八朗園長TV』。大学卒業後、社会的養護系の施設へ、2001年より保育園園長。趣味のアウトドアを活かし、環境教育にも関わる。最近では、一次産業の皆さんと連携し、親子のサードプレイス作りも行う。
https://www.kurakids.ed.jp/

◎持田 剛(株式会社スターソリューションズ代表取締役)
2000年設立 横浜市南区でIT系システム開発、ホームページ制作 wordpress構築、パソコン販売からリモートワーク、クラウドツール導入支援など痒い所に手が届くサービスを提供しています。長年お付き合いのある久良岐母子福祉会の地域福祉戦略をサポートしながら、地元の商店や企業とのリアルな相互リンクを図り、それぞれが持つ資源や能力の有効活用と活性化の模索に努めています。
https://starsol.co.jp/

◎金谷 建史(株式会社テンアップ代表取締役)
2016年にメタバースを使った学習塾として創業。学習効果や脳科学をベースとしたコンテンツやコミュニケーション設計を行い、難関大学や開成高校等にも合格者を輩出。2022年から「メタバースお仕事100業種チャレンジ」を開始し多くの業界向けのメタバース支援へと事業を拡大中。メタバースがオンライン診療の浸透に貢献できるのか。便利なはずのオンライン診療ですが、まだ実際の社会では浸透していません。そこで、どのようなオンラインならオンライン診療を浸透することができるのか?また、メタバース空間に診療所があったらオンライン診療に貢献できるのか? どのようなメタバース診療所なら貢献できるのかを考えています。
https://www.10up.co.jp/

◎保田 浩文(株式会社HealthCareGate代表取締役)
YOXOアクセラレーター採択のスタートアップ企業株式会社HealthCareGate代表取締役社長。薬学部に在学中にブロックチェーンに興味をもち、トレーダー、ブロガー、イベンター、開発、事業インターンなどの活動を経て、2019年に「楽医」を実現するために創業。関内まちづくり振興会と連携し、NFTを題材に次世代技術を用いたまちづくりを体験できる「カケルヨコハマ」を展開。港南区こども夢ワールドでメタバース体験コーナーを企画運営し、現在はWeb3.0x医薬品を題材に次世代webサービスを開発している。
https://www.hamakei.com/photoflash/7558/

◎中山照章(ラジオMC「SHIBUYA Blockchain Records」@88.5MHz渋谷クロスFM)
横浜市民、政治団体デジタル社会政策研究会代表、Code for Hodogayaメタバース/XR担当、デジ田応援団メタバース道中膝栗毛、渋谷スマートシティ研究会代表、シンクロアート財団AI部長、読売新聞大阪本社メタバース部講師。EC決済モジュールを含む越境EC、メタバース・VR・XR、ドローン、RPA、スマートシティ、ライフセトルメント、広告・放送などの事業を複合展開。新しいテクノロジーが毎分出てくる環境下では、Module/モジュール個々の技術の良さよりも技術間×サービス間の接続性を重要視。新たな言葉・言語・コミュニケーションツールの創造獲得なくして社会に前進無し。少し先の技術を全国各地のコミュニティに社会実装する支援に取り組む。
世界初!AI生出演 chatGPT チャッティーさん
https://youtu.be/zNM-bDV7hbw

◎遠藤貴也(東京都市大学)
現在は東京都市大学メディア情報学部社会メディア学科に在学。コミュニケーションの在り方や居場所に関心があり、子どもの居場所支援事業等に関わっている。以前から興味のあったテクノロジー分野とコミュニケーションの分野の融合に面白さを感じ、メタバース空間の設計にも携わっている。今後、メタバース空間を通じて居場所のあり方も変わってくるのではないかと予測している。
https://twitter.com/takaya0507

◎内田裕子(経済ジャーナリスト/イノベディア代表)
玉川大学文学部芸術学科卒業後、大和証券に入社。社内TV放送「大和サテライト」のキャスターに抜擢され、マーケット情報や経営者・アナリストとの対談番組を担当。大和インベスターリレーションズで企業IRのコンサルを経験後、2000年、財部誠一事務所で経済ジャーナリストの活動を始める。テレビ朝日系「サンデープロジェクト」の経済特集チームで取材活動後、BS日テレ「財部ビジネス研究所」で「百年企業に学べ」のコーナーを担当。tvkの経済番組「神奈川ビジネスUp To Date」ではメインキャスターに。現場取材、経営者のインタビューを得意とし、上場企業から中小企業、ベンチャー企業まで実績豊富。横浜に拠点を置きイノベーションのプラットフォーム「イノベディア」を推進するほか、横浜市のDXアドバイザーも務めている。
https://www.innovedia.info/

◎Miwoo Kang(LOCAL GOODサポーター)
23歳/社会人1年目。大学卒業後、金融系株式会社に入社。同時期に一般社団法人生活共同体TSUMUGIに所属。シェアオフィス「MIDORI.so」(馬喰横山)での屋上養蜂や、「はぎや農園(佐倉市)」「五段農園等(岐阜県・黒川)」での有機農業を実践中。TAKIGAHARA FARM(石川県・滝ヶ原)にて安居昭博氏のサーキュラーエコノミーに関するワークショップに参加。サーキュラーエコノミーをテーマにした体験型プログラム「GREEN WORK HAKUBA」(長野県・白馬村)に参加。横浜版の地域循環型経済ビジョン「サーキュラーエコノミーplus」を推進する共創型プラットフォーム「LOCAL GOOD YOKOHAMA」のサポーターとなる。「よこはま共創博覧会」ではファシリテーターを担当。12月にはルミネ横浜で開催された「LUMINE YOKOHAMA Sustainable Days」で下町編集室OKASHIとワークショップを企画・実施。先月、オランダ・アムステルダムに足を運び、サーキュラーエコノミーの最前線を目にした。社会人2年目を前に今後の生き方を考え中。
https://note.com/lgyokohama

◎宮﨑 智之(横浜市立大学 医学群准教授)
横浜市立大学医学群准教授。横浜市立大学医学部卒、同大大学院卒。脳の興奮情報伝達の中核分子であるAMPA受容体を生きたヒト脳内で定量できる薬剤の開発に世界で初めて成功し(Nature Medicine 2020)、これまでに500名を超える精神・神経疾患患者さんの検査を行う。一連の臨床研究の中で触れ合った患者さんと向き合う中で、若者の生きづらさの深刻さやそれへの対応策がないことを知り、「若者の生きづらさ」や心の不調に対して心理的障壁の低い相談・ケアを提供する場として、バーチャル空間に「MeeTaa」の構築を目指している(JST 共創の場形成支援プログラム本格型 プロジェクトリーダー)。
https://www.yokohama-cu.ac.jp/researcher/miyazakitomoyuki.html

◎公益財団法人よこはまユース
2004年に社団法人横浜ボランティア協会と財団法人横浜市青少年科学普及協会が統合し、財団法人横浜市青少年育成協会として設立。2011年に公益財団法人として認可を受ける。「すべての青少年が周囲の人々から見守られ、人のつながりのなかで成長していくことができる社会を醸成するとともに、様々な体験を通じ青少年自らが学び育つ機会を提供することにより、未来を担う青少年の成長に寄与する」ことを目的としており、青少年施設を拠点とした青少年の体験事業や青少年育成活動支援のほか、自立支援をはじめとする青少年の社会的な課題への対応、放課後児童育成推進(放課後キッズクラブ)等に、地域や企業、関係機関・団体と協働・連携した取り組みを行っている。
https://yokohama-youth.jp/

◎都筑リビングラボ 〜傾聴と対話から強みを発見〜
2018年3月に活動を開始。引きこもりや発達の凹凸などさまざまな生きづらさを持つこどもや若者が、どうしたら生き生きと学び働いていけるかがテーマ。支援するされるではない曖昧さがあるからこそ動くこころの変化に着目するとともに、卒業などステージの変化で、頼れる先を失ってしまわないようなあり方を模索してきた。横浜型リビングラボの手法を用いて、フラットな関係性かつ傾聴と対話を大切にしながら、丁寧に活動を進めてきました。
https://livinglabsupportoffice.yokohama/livinglab/tsuzuki/

◎つるみヤングケアラーラボ
鶴見区にも、ヤングケアラーの子どもたちが暮らしており、彼らを現場で支える専門職や地域ボランティアが中心となり団体を立ち上げました。多くの人たちにヤングケアラーについて理解を深めて頂き、支援や今後の横浜市の政策につながることを願い、ヤングケアラーやケアに関する研修・講座、他団体とのコラボイベントの開催、社会的認知調査のためのアンケート等の実施などに取り組んでいます。家庭の中で、社会の中で支援する側の人(例えば介護者、看護者、指導者等)が”心身共に健康でなければいい支援はできない”という理念の下、よりよいケアができるような支援や環境整備を目指して共創を呼びかけていきます。
https://livinglabsupportoffice.yokohama/livinglab/tsurumi_youngcarer/

◎藤田純一(横浜市立大学附属病院・児童精神科)
1975年生まれ。医学博士。横浜市立大学附属病院児童精神科講師。こどもの心専門医・指導医。精神保健指定医。日本児童青年精神医学会、日本精神神経学会会員。専門は学校精神保健、子どもの精神病症状。臨床・教育・研究と同時に、神奈川県内の教育、福祉、司法機関との連携多数。著書・訳書に『まわりには聞こえない不思議な声 中高生のための幻声体験ガイド』(日本評論社)がある。
https://www.yokohama-cu.ac.jp/fukuhp/

◎鈴木太郎(地方議員によるデジタル・タウン研究会会長、横浜市会議員)
2020年7月に全国の地方議員が参加し、党派を超えて「デジタル、データ、デザイン」をキーワードとして、直面する社会課題にデジタルテクノロジーを活用し解決していくことを目指して「地方議員によるデジタル・タウン研究会(通称:デジケン)」を設立。現職地方議員に限らず、一般の方、元職地方議員、首長、国会議員、行政職員などが入会できる。平成15年4月から横浜市会議員。
https://sites.google.com/view/digiken/

◎髙瀨 堅吉(横浜市立大学医学部 客員教授)
1978年生まれ。博士(行動科学)。中央大学文学部/文学研究科心理学専攻心理学専攻教授。日本心理学会理事。日本学術会議連携会員。専門は臨床発達心理学・発達生物心理学。心の発達の性差、有病率に性差がある心の障害について研究を行っている。心理学の学際性を高めるために他分野との共同研究も積極的に展開している。また、オープンサイエンスが世界的な広がりを見せる中、研究の基礎データを市民が提供し、研究者としてプロジェクトに参画する市民参画型のサイエンス(シチズンサイエンス)を推進している。著書に『〈自閉症学〉のすすめ オーティズム・スタディーズの時代』(ミネルヴァ書房)などがある。
https://researchmap.jp/takase/

◎林 和弘(文部科学省 科学技術・学術政策研究所(NISTEP) データ解析政策研究室長)
1990年代に始まる学術電子ジャーナルの開発とオープン化をきっかけに、知識の共有や民主化による科学と社会の変容に興味を持つ、オープンサイエンス研究者。G7、UNESCOなど国際的な場において、公的資金を用いて行われた研究成果(知識)の共有の新たな枠組み作り(オープンサイエンス政策)に貢献する一方で、日本学術会議や学会等の学術の現場における諸課題にも取り組み、データ駆動型でより開かれた科学の変容とイノベーションの創出を促す。その上で、シチズンサイエンスの変革に着目した、市民との新しい共創型の研究の推進や科学と社会の関係性のリデザインにも興味を持ち、NHKのシチズンサイエンス番組作りに協力・出演し、シビックテックフォーラムなどで発表も行っている。元横浜市金沢区住民。
https://www.nistep.go.jp/about/stafflist/ruda/stfc-hayashi

◎大澤 幸生(東京大学大学院工学系研究科システム創成学専攻教授)
1995年に東京大学工学研究科で工学博士を取得後、大阪大学、筑波大学などを経て2009年7月より同教授。知能情報学とデザイン学、認知科学の境界にあるチャンス発見学およびデータ市場設計学を自ら創始し国際会議や産学WSなどを開催。IEEEのデータマイニング国際会議(ICDM)、人工知能学会などでも活動。『Chance Discovery』 『Innovators’ Marketplace』 『データ市場』を含む編著書24冊のほか、雑誌論文100件余、国際会議論文約200件、産学両界での招待講演多数。人工知能学会理事(2017-18年)。人工知能学会功労賞受賞(2017年度)など。
https://www.panda.sys.t.u-tokyo.ac.jp/

◎南雲岳彦(一般社団法人スマートシティ・インスティテュート専務理事 / 三菱UFJリサーチ&コンサルティング専務執行役員)
地球環境と市民が共存し、誰もが幸福になれるグリーン&デジタルなまちづくりに従事。規制改革推進会議専門委員、内閣府SIP分野間データ連携実証プロジェクト主査、IPAデジタルアーキテクチャ・デザインセンター・アドバイザリーボードメンバー、世界経済フォーラムC4IRフェロー、京都大学客員教授、東海大学客員教授、タリン工科大学客員教授、ロイヤルメルボルン工科大学シニアフェローを兼務する他、横浜市のDXアドバイザー、東京都、鎌倉市、浜松市、東広島市等のスマートシティや官民データ連携に関するアドバイザーを務める。
https://twitter.com/nagumo_tak

【参考】
▽インターナショナル・オープンデータディとは
オープンデータ・デイは年に一度、世界中でオープンデータをお祝いする日です。今年も、全世界から様々なグループが各地のコミュニティでこの日に地域イベントを立ち上げています。2012年から、世界各国の都市で同時開催されるオープンデータ・デイは、今年で11回目を迎えます。
https://opendataday.org/ja/
横浜では、2022年は3月5日に、横浜オープンデータソリューション発展委員会とCode for YOKOHAMAの主催により、オンライン開催されました。
・山中竹春横浜市長が「インターナショナル・オープンデータ・デイ2022@横浜」に横浜市長として初めて参加しました(横浜市記者発表資料)
https://www.city.yokohama.lg.jp/city-info/koho-kocho/press/seisaku/2021/20220305.html

▽若者の生きづらさを解消し高いウェルビーイングを実現するメタケアシティ共創拠点(JST共創の場形成支援プログラム(COI-NEXT)共創分野本格型):横浜市立大学
拠点名称:若者の生きづらさを解消し高いウェルビーイングを実現するメタケアシティ共創拠点
拠点の実施概要:生きづらさを感じる若者の心の課題を包括的に研究する新たな学術領域を立ち上げ、得られる知見を基に心理的レジリエンスの獲得促すコンテンツ(デジタルメディスン)を提供するメタバースプラットフォーム(本拠点では「メタケアシティ」と定義)を構築し ます。そこで医師や企業などと連携し、日本国内の生きづらさを感じる若者に対してメタ ケアシティを通してケアすることで、若者がレジリエンスを持つ未来を目指す。
https://www.yokohama-cu.ac.jp/news/2022/20221025miyazaki_coi.html

▽政策デザイン勉強会vol.61「横浜市におけるWeb3.0を活用した地域課題解決を考える その2 ~産学官共創によるメタバースを活用した若者のこころの支援~」
https://otagaihama.localgood.yokohama/topics/6772/

▽政策デザイン勉強会vol.61「NFT/トークンを軸とした新しいコミュニティの可能性を考える」
https://peatix.com/event/create2/3438500

▽インターナショナルオープンデータデイ2022@横浜 開催報告(横浜市政策局記者発表)
https://www.city.yokohama.lg.jp/city-info/koho-kocho/press/seisaku/2021/20220305.html

▽明日をひらく「YOKOHAMA会議2023」
横浜市中期計画の共にめざす都市像である「明日をひらく横浜」の実現を念頭において、市内各地で多様な官民の主体による対話(フォーラム、フューチャーセッション、ワークショップ等)の取組を2か月間に亘って展開します。それぞれの対話の場は出来る限り、オープンにし、より多くの市民に参加(含むオンライン)を呼びかけると共に、各対話の内容は動画等で記録し、広く市民に公開します。さらに「財政ビジョン」や「行政運営の基本方針」、「中期計画2022~2025」の内容を踏まえた「公民連携のあり方ビジョン」(仮称)や市庁舎低層部を拠点とした「よこはま共創コンソーシアム」(仮称)のあり方に反映します。
https://otagaihama.localgood.yokohama/topics/6823/

▽横浜版地域経済循環ビジョン「サーキュラーエコノミーplus」とは?
「サーキュラーエコノミーplus」は、資源や製品の循環だけではなく循環を通じた「ひと」のエンパワーメントにより、横浜が抱える環境・社会・経済課題を同時に解決し、横浜市民のウェルビーイング実現を目指す、新たな社会経済ビジョンです。SDGsの17の目標すべてを地域経済の中でバランス良く達成するために、横浜版リビングラボを運営する民間団体が集まり対話を重ねることで生み出されました。”plus” という言葉には、「Planet(環境)」と 「Profit(経済)」に「People(ひと)」の視点を「plus(加える)」するという意味を持っています。
https://circular.yokohama

※本セミナーは、横浜市、ハーチ株式会社、NPO法人横浜コミュニティデザインラボ、一般社団法人YOKOHAMAリビングラボサポートオフィスの4者が2021年12月1日に締結した、「リビングラボを通じた循環型経済(サーキュラーエコノミー)を公民連携により推進する協定」にもとづく協働・共創事業「おたがいハマセミナー」として実施します。
【参考】:横浜市記者発表資料:リビングラボを通じた循環型経済(サーキュラーエコノミー)を推進するための協定を締結~公民連携で循環型経済を推進し市民のウェルビーイングの向上を目指します~
https://www.city.yokohama.lg.jp/city-info/koho-kocho/press/seisaku/2021/20211201_circular.html

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申込みはPeatixかメールでお願いします。
https://peatix.com/event/3519303