10月26日「市民一人ひとりのウェルビーイングを実現する対話の手法を体験する」よこはま共創博覧会2022

10月26日(水)市民一人ひとりのウェルビーイングを実現する対話の手法を体験する

共創博覧会6日目のテーマは、市民一人ひとりのウェルビーイングを実現する対話の手法を体験する。「対話」と一口に言っても、それによって、つながる人たちの属性や解決すべき課題の性格などによって、その手法は千差万別です。この日のプログラムでは、読書やショートフィルムなどを通じた対話、オープンダイアログやカード通じたワークショップなど様々な対話の手法を体験することで、市民一人ひとりのウェルビーイングを実現していくために、多様な他者とコミュニケーションを図りながら、協働・共創していくことの価値について探求します。


〇ライブ配信(後日アーカイブとして視聴できます)〇

前半

https://youtu.be/uIyxPe37LsY

後半 16時~

https://youtu.be/N6Mh17WrEMY


スケジュール

※ 各セッションタイトルにセッション毎の動画リンクが設定されていますので、是非ご覧ください。


10:00〜12:00 対話型読書に関するワークショップ

 ※スペースA・B
「情報編集を使った読書術体験 本の帯作成ワークショップ」
横浜市では「横浜市民の読書活動の推進に関する条例」に基づき、「横浜市民読書活動推進計画」を策定しています。条例では、読書活動を「言葉を学び、感性を磨き、表現力、創造力等を高め、又は豊かなものにし、人生をより深く生きる力を身につける上で大切なもの」としています。

「対話型読書に関するワークショップ」では、2020年8月に横浜市役所内商業施設「ラクシス フロント」2階にブック&カフェ「HAMARU ラクシス フロント店」をオープンした「丸善ジュンク堂書店」と、社会のさまざまな事象に編集工学を応用し、既存の枠組みを壊して新たな価値を生み出すことを研究している「編集工学研究所」の協力で、本の帯をつくります。横浜市が提唱する「対話型読書」を体感できるプログラムです。ワークショップでは、目次からキーワードを見つけて、1冊の新書を短時間で読み、内容を掴んでいく「目次読書法」で、みなさんに本のキャッチコピーと要約を作っていただきます。「目次読書法」は情報の見方や関係性の見つけ方に着目した読書法で、本の内容を掴むことはもちろん、情報を編集するときの方法を意識することで、発想力や思考力の向上にもつながります。

作成していただいたキャッチコピーと要約文は、後日、本に巻かれる「帯」に印刷して、みなさんの文章が実際の本に巻かれて、横浜市庁舎2階の丸善HAMARU店で展示販売されます。
・講師/ファリリテーター:坂本(丸善ジュンク堂書店 事業開発マネージャー)



※協力:(株)丸善ジュンク堂書店・(株)編集工学研究所
※詳細・参加申込みはこちら

13:00〜14:45 「傾聴と対話のワークショップ」

※スペースA・B
都筑リビングラボは2017年3月、病気や障がい、引きこもりなど、生きづらさ抱えながら暮らしている当事者が、いきいきと学び、働ける社会をつくることを目指し、東京都市大学小池星多情報デザイン研究室の協力を得て活動を開始しました。傾聴と対話を軸に活動されてきたNPO法人「アーモンドコミュニティネットワーク」の手法などを取り入れ、参加者それぞれがかけがえのない存在の1人としてお互いを尊重することを大切に活動してきました。

「傾聴と対話のワークショップ」では、「傾聴ワーカー育成事業」や「障がいと傾聴セミナー」などを実施しているNPO法人アーモンドコミュニティネットワークと、東京都市大学小池星多情報デザイン研究室の協力により、日常の企業の活動や、市民活動やボランティア活動に役立つ「傾聴」や「対話」について学べる機会を提供します。
・都筑リビングラボ
https://livinglabsupportoffice.yokohama/2021/03/31/tsuzuki-2021/

15:00〜16:45 「ウェルビーイングを身近に感じるためのワークショップ」

※スペースA・B
・近年、人の心を起点とした価値「ウェルビーイング」が注目されています(Wellbeing:その人としていきいきと生きること)。特に、人と人を結びつけるコミュニケーションやテクノロジーの設計、会社の経営理念や働き方、自治体や行政の施策では、個人それぞれの「わたしのウェルビーイング」と同時に、周囲の人々を含む視点からの「わたしたちのウェルビーイング」が重要となります。 講師の渡邊淳司さんは、 五感の一つ、触れる感覚「触覚」の研究をしてきました。触覚は誰もが持つ感覚であると同時に、人と人の間に親密さや共感、信頼の態度を醸成する、「わたしたち」のつながりをつくる感覚です。現在、触覚の科学や技術を使って「わたしたちのウェルビーイング」がどのように実現されるのか、多彩なステークホルダーとともに探求しています。
・渡邊淳司(NTTコミュニケーション科学基礎研究所 上席特別研究員)
https://www.kecl.ntt.co.jp/people/watanabe.junji/index-j.html

17:00~18:30 セッション「出会うべき本と、出会える世界へ。ワークショップ」

出会うべき本と、出会える世界へ。出版業界における大日本印刷(DNP)が担う役割の紹介と読書を推進するためのワークショップ。「本や読書の意味」、「本との出会い」について、みなさんと一緒に考えます。本を身近に感じていただけたら。

①出版業界におけるDNPが担う役割の紹介
・スピーカー:矢野俊二(大日本印刷株式会社)
②昨今の読書事情と「本」との出会いについて
・スピーカー:田口幹人(NPO法人 読書の時間)
③「出会うべき本と、出会える世界へ。~ワークショップ」 ※WSはスペースA・Bへ移動

▽プロフィール
◎矢野俊二:大日本印刷株式会社出版イノベーション事業部BLM企画本部本部長。1967年、東京都生まれ。1990年、慶應義塾大学理工学部を卒業し、大日本印刷へ入社。生産技術研究所、出版事業部技術部などで製造設備の効率化や特殊な印刷や加工を開発。2011年、本が生まれ読者に届くまでのライフサイクルを支える仕組みづくりを担当。グループの出版社や書店と取り組んできた知見を出版業界へ展開し、出版文化の継続的な発展の貢献を目指す。

◎田口幹人:合同会社未来読書研究所共同代表、NPO法人読書の時間理事長。1973年、岩手県生まれ。さわや書店フェザン店から、全国的なヒット作を多く送り出す。2019年さわや書店を退社。現在は楽天ブックスネットワークに勤務。地域の中にいかに本を根づかせるかをテーマに、中学校や自治体と連携した読書教育や、本に関するイベントの企画、図書館と書店の協働などを積極的に行う。著書に『まちの本屋 血を継ぎ、知を編み、血を耕す』(ポプラ文庫)、編著書に『もういちど、本屋へようこそ』(PHP研究所)がある。現在、DNPが進める読書推進構想のアドバイザリーも務めている。

19:00~20:00 上映会:対話のメディアとしての「ショートムービー」の可能性を探る

横浜型地域循環経済を考える上でヒントとなる欧米発の3本のショートムービーを上映します。

SAMANSAについて:〜10分で人生が変わる映画を世界に〜と題して、世界中のショートフィルムのうち、20分以下の作品に限定し、アジア向けに配信するVODサービス。
1.いつでも気軽に、すきま時間に贅沢な映画体験を
2. クリエイターへ収益を還元
3. 映画祭受賞作品を含む良質なショート映画を世界各国から調達しているプラットフォーム

上映3作品について
映画「レベリオン」:デンマークで環境活動家として環境問題の改善を訴えるヘイリー。子供の未来を守るため、小さなグループが立ち上がる。

映画「フリー・フォール」:2001年9月11日。ロンドンでトレーダーとして働くトムは失を出し続けていた。そんな中、突然テレビに煙と炎が上がるビルの様子が映し出される。誰もが狼狽する中、トムはここに一発逆転のチャンスを見出し、大勝負に挑む。実話に基づく衝撃の物語。

映画「ディスタンス」:ある1人の男が地下鉄に乗車する。精神が不安定な彼は周りに暴言を撒き散らし、周りの人間が彼と距離を取り始める。そんな中、ある1人の女性が行動が、地下鉄の空気を一変させる。 アカデミー賞ノミネート作品。

・ゲスト:岩永祐一(株式会社SAMANSA)ほか
https://lp.samansa.com/
※ショート映画配信サービス「SAMANSA」

 


◎スペースA・B(配信収録スタジオ)

1)10:00〜12:00 「対話型読書に関するワークショップ」 

2)12:15〜12:45  おたがいハマトーク

3)13:00〜14:45 「傾聴と対話のワークショップ」 

4)15:00〜16:45 「ウェルビーイングを身近に感じるためのワークショップ」

5)19:00〜20:30 トークセッション「魅力ある水上アクティビティー共創のための対話と探求」
水上で「横浜を楽しむ」ためのアイデアを共有して、大学、地域、民間、行政の連携による「魅力ある水上アクティビティ」を共創していくための仕組みづくりを考えます。
・オープニング / 登壇者紹介:稲垣 力(NPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボ)
・よこはま運河チャレンジの紹介:角野渉(NPO法人濱橋会副理事長)
・ウォータータクシーの魅力と可能性:井上結葉(東京ウォータータクシー株式会社)
・郵船プール再開発を巡る未来図:一宮均(海岸通アーバニズムラボ)
・横浜アーバンネイチャーの魅力:張謙一(Urban Nature SUP Crew)
・ウェルネスツーリズムの観点からみた横浜の水上アクティビティ:善井靖(well f.m一般社団法人)
・横浜の桟橋を巡る話題:柿澤寛(一般社団法人大岡川川の駅委員会)
・登壇者対話セッション:「横浜都心河川臨海部の水上モビリティの未来を考える」
※LOCAL GOOD YOKOHAMAコーディネート企画
https://yokohama-water.peatix.com/view
※ウェビナーで配信します。
https://us02web.zoom.us/j/83365739243?pwd=SFZpc0xaVUExZ3ljbkQwMU9RWEFRZz09
パスコード:1026ab



「よこはま共創博覧会2022」詳細

◎ブース展示:21日(金)〜28日(金)
リビングラボを通じた循環型経済(サーキュラーエコノミー)を推進するための協定
サステナブルプロダクト展

【横浜市記者発表資料】「よこはま共創博覧会2022」を開催します!(2022年9月29日)